独自データ・試算/分析
1年でどれくらい時間を短縮できる?
『ショートカットで年間何時間も得をする』という数字は、操作回数と前提条件で大きく変わります。そこで、計算式を隠さず、三つの利用場面に分けて試算します。
試算式と丸め方
年間短縮時間は、1.3秒×1日の置換回数×240日÷3,600で計算しました。30回は2.6時間、100回は約8.67時間、200回は約17.33時間です。表では読みやすいように時間と分へ換算しています。
公開JSONでは丸める前の小数値も確認できます。操作回数や稼働日数を自分の条件へ置き換える場合も、同じ式で再計算できます。
今回の前提
前の記事で扱ったKLMの単純比較から、手がキーボード上にある状態で、二つのキーを押す操作と、マウスへ手を移して対象を指しクリックする操作の差を1.3秒と仮定します。
稼働日は1か月20日、1年240日とします。これはショートレ編集部による説明用の試算であり、特定の人の実測結果ではありません。
操作回数別の試算
| 置き換える回数 | 1日 | 1か月(20日) | 1年(240日) |
|---|---|---|---|
| 30回 / 日 | 39秒 | 13分 | 2時間36分 |
| 100回 / 日 | 2分10秒 | 43分20秒 | 8時間40分 |
| 200回 / 日 | 4分20秒 | 1時間26分40秒 | 17時間20分 |
数字を大きく見せないための注意
この試算は、毎回確実に1.3秒短くなると仮定しています。実際には、マウスをすでに使っている、ショートカットを思い出す、操作結果を待つ、誤入力をやり直すなどの要因があります。
逆に、メニューを何階層も開く操作や、キーボード入力を続けながら頻繁に使う操作では、差が大きくなる場合があります。結果は『誰でも年間○時間』ではなく、自分の回数を入れて考える目安です。
自分の時間を見積もる方法
一日に何度も使う操作を三つ選ぶ
コピー、貼り付け、保存、検索、ウィンドウ切り替えなど、実際に繰り返す操作を選びます。
一日の回数を大まかに数える
厳密な計測でなくても、10回、30回、100回のどの範囲かを把握すると十分です。
覚える時間も含めて判断する
頻度が低い操作は、学習コストの方が大きいことがあります。毎日使う操作を優先します。
参考資料
歴史的な事実や現在の操作は、以下の公開資料を確認して記述しています。
- The Keystroke-Level Model for User Performance Time with Interactive SystemsCard, Moran and Newell / Communications of the ACM一操作あたりのモデル値の根拠
- ショートレ編集部による試算ショートレ編集部1.3秒×操作回数×稼働日数で計算
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